イメージ
システム設定
補助コードを有効に利用する。
シンプルに考えて整理します。
メールマガジン「椎名伸一税理士事務所だより」

「標準財務会計4サテライト」を使用します。
まず「システム設定」 「科目マスタ」 「その他参考」の設定をします。

地味な作業ですが、この設定を行うことで設定後、効率よくデータの入力ができます。
マニュアルだけではなかなかわからない部分でもあります。
ただし、この設定は私が使いやすいと思っているだけかも知れません。使いづらければ自分なりにアレンジしてお使いください。

「科目マスタ」で詳しく説明しますが、最初に科目マスタを設定することで何社会社を作っても、科目コードを共有できるようになります。グループ各社で科目コードが共有されていないと、データ比較もままなりません。
プログラムをバインドするとデスクトップ上に次のアイコン表示されます。
これをクリックすると下記のジョブメニューが表示されます。
この中から「システム設定」をクリックします。



ジョブメニューについて
データ入力 仕訳や科目残高、会社名などを入力します。
マスタ 科目名や、部門名を登録します。
帳票印刷 試算表などを印刷します。
グラフ 損益分岐図表などを表示、印刷します。
ユーティリティ データのバックアップなどをします。
プログラム オプションの「部門別システム」が格納されます。
インターネット 必要なし
システム設定 使いやすさを左右します。
会社固定 使いません



このページのトップへ
システム設定
1.「入力」をクリックし、下記の画面のように設定します。
この設定で、次のような効果があります。
※金額の入力1,000円なら、「1」と「+」で、100円は「1」と「.(ピリオド)」で入力できます。
※「Escape」キーを「*(アスタリスク)」キーで代用します。これで右手だけで効率よく作業を進めることができるようになります。

2.システム設定の中の「仕訳データ入力」をクリックし、下記のようにチェックを入れてください。
元帳と、仕訳データを画面で確認しながら入力を進めるといった使い方が可能になります。



このページのトップへ
科目マスタの設定
「マスタ」→「科目マスタ」→「基本の科目登録(法人)」の順にクリックします。
まず「マスタ」の中の科目マスタをクリックします。 下記の画面が現れたら1の基本の科目登録(法人)をクリックします。
法人の科目コードを登録する画面が表示されます。
コンピュータは勘定科目を4桁あるいは3桁の数字で管理しています。
科目マスタを開くと、1つの科目に、内部、外部と2つの4桁の科目コードが設定されてます。
内部とは、パソコンの中でデータの処理をするときに使うコードで変更はできません。
外部の科目コードは、パソコンの画面上で利用するコードのことです。
これは変更が可能です。
今まで利用していた科目コードがあれば、それに変更することで新たにコードを覚えなおす必要がありません。

今まで利用していた科目コードがあれば、上記の画面の中の
  1. 外部コードをマウスでダブルクリックするか改行する。
  2. 色がブルーに変わったら、利用したい科目コードに変更する。
  3. ガイド表示を◎が出るまでクリックすると「よく使う科目」に登録される。

■利用する科目だけ、表示させる。
標準財務では科目が合計527個も用意されています。しかし実際利用する科目は100もありません。
利用しそうもない科目コードの、ガイド表示を×にして利用する科目だけ表示するようにします。
データ入力画面がすっきりします。

■科目コードは3桁
また、利用する科目の数を減らすことで4桁も科目コードを使う必要はありません。3桁で充分です。

■私が勝手にアレンジした3桁の科目コード
上の画面で、薄くなってますが「読込」というボタンをクリックし、下のファイルを読み込んでください。よく使う科目約70に絞り込んであります。
3桁に直してから、自分の会社の環境に合わせてアレンジしてください。
項目設定ファイルのダウンロード
■ガイド表示「◎、○、×」について
よく使う科目 頻繁に使う科目をガイド表示してくれます。
科目コード入力時、自動的に下記のように科目が表示されます。
よほどの会社でない限りこれで充分です。まだ多いくらいです。

あまり使わない「工具備品」等は表示されてませんが、ガイドの「資産等」をクリックすれば表示されます。
「減価償却」も決算時しか使わなないので「◎」の必要はありません。

× 使いません。
製造原価 番号でいうと721番から770番の科目コードは製造業が利用します。
製造業以外の企業にとっては必要ありません。ガイド表示をすべて×にします。

自分の会社用にアレンジした科目コードは「F10保存」でFDに保存しておきます。
「131予算資金」「615売上計画」等は年度末予測をするときに使います。
今は忘れてください。
■その他
○略科目名とは
画面に表示するときに利用します。

○正式名称とは
試算表などを印刷するときは、略さない科目名で表示されます。

○固変とは
損益分岐点などの、グラフを作成するときにこのデータが重要になります。
1が固定費、2が変動費 の意味です。

○変動費とは
売上が上がれば、当然、仕入も増えますが、この関係のことを言います。固定費とは、売上の変動に関係なく毎月発生する地代家賃などをさします。
「通信費」は本来、変動費なのですが、これは売上が上がれば通信も頻繁になると言う意味で変動費に分類されているからです。
しかし、クレームが増えても通信費は増えます。また、それらに関係なく増える傾向にあります。
通信費を抑える意味から、固定費として登録してあります。
教科書的には問題でしょうが、売上原価(仕入、外注費等)のみを変動費とし、それ以外のすべての販売費一般管理費を固定費と登録てあります。
この関係を経営者の方が理解してから、もう一度変動費を見直すことにします。
損益分岐図表も簡単に表示してくれます。
とても重要な経営上の指標です。理解を深めてください。

○課区、税区とは
消費税に関するデータです。
これらは科目毎に設定済です。仕訳入力と同時に消費税の計算をする為のデータが作成されます。

○「売上高」の科目を見ると課区1、税区5と登録されています。
  課区 1:「仮受消費税」(預かった消費税)
  税区 5:税率5%

○「仕入高」の科目には、課区21、税区5と登録されています。
  課区21:「仮払消費税」(支払った消費税)
  税区 5:税率は5%

※注意
「手数料/売上」 のような入力をすると、両方とも「仮受消費税」として
登録されます。結果的には相殺消費税額に影響はないのですが、こういう場合は「000諸口」という勘定科目を使い下記のように入力してください。
手数料/諸 口 630 21 5
諸 口/売 上 630 1 5





このページのトップへ
その他参考
■取引銀行
メイン銀行1行で十分です。
財務がわかっていないと入金に使う通帳、支払に使う通帳、何々に使う通帳と、何冊も通帳を作ってる会社がありますが、無意味です。10万引き出して他の通帳には9万しか入金がないなんてことがしょっちゅう発生します。
たいした売上もないのに通帳が4つも5つもあるような会社は、必ず問題を抱えています。多くの銀行から少しずつ借りられるだけ借りまくっているとみて間違いありません。何億円も売上があるか
もしれませんが、月末の預金残高が10行で数万円と、信じられないほど少額だったりします。

当座預金、普通預金は1つあれば十分です!
支払先ごととか、管理する対象ごとになどと考えてはいけません。

お付き合いも大切です。
管理だけを考えればお取引は1行で充分なのですが、将来のことを考えると、ある程度複数の銀行との取引も必要です。
とりあえず、個人で積立等の取引を増やしておき、必要に応じて会社での取引を始めるようにします。

■その他、登録する科目の事例として
○264ソフトウェア
20万円以上のソフトは、無形固定資産として計上し、償却しなければなりません。

○846賃借料
リース取引をこの科目で管理します。駐車場代や家賃は「863地代家賃」で管理します。
リース物件毎に補助コードを設定しますが、「補助999その他」でレンタカー等、レンタルに関する項目を処理します。

○割引手形
すべて「受取手形」で管理します。できるだけ利用する科目数を減らすよう努力します。




イメージ
プリントアウト