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業界の常識はあてになりません。

「うちの業界の何がわかるというんだ、特殊な業界なんだ。素人のお前に言われたくない、」とよく怒られます。その通りです。何が特殊なのか知りたいとも思いませんが、儲かっているかどうかは数字を見ればわかります。

そういう社長の会社は儲かっていません。「同業社でも利益出してる会社、ありますよね、」と言っても「うちは特殊なんだ、だから仕方ないんだ、」で話が終わってしまいます。

変わりたくない典型です。今までこの方法でうまくやってきた。これでは時代に取り残されます。

帳簿をつけるには昔、振替伝票とゴム印が欠かせませんでした。でも今はパソコンです。

パソコンは振替伝票1枚書く間に、その何倍ものデータ処理と集計をしてくれます。シミュレーションもボタン1つです。

「振替伝票がないともしもの時不安だ。」これはもう、過去の人です。情報は消えません。振替伝票の時代には戻れないと覚悟すべきです。

また、データ処理は中国で、という話もよく聞きます。でも零細企業は自分で帳簿をつけるべきです。

中国で作ったのでは「情け」のこもった情報、直接接した本人にしかわからない情報は得られません。

寿司屋さんは帳簿に今日来てくれたお客さんの情報を書き込んでいました。

「奥様の誕生日だった、」「創立○周年の二次会に使ってくれた、」そして去年の帳簿を見ながら案内状を出しています。

帳簿をそんな風に使うなどとは思ってもみないでしょうが、それが次の飛躍につながります。

こういう情報は別の台帳で管理してる、それもありですが、とりあえず帳簿に書き込んでおくことで帳簿が情報源になります。

零細企業だからこそ帳簿を自分でつけることに意義があります。ただ帳簿の付け方、方法は時代に合わせて変えていかなければいけません。

業界の常識は世間の非常識、どこかで聞いたことがあるはずです。

 

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