Print Shortlink

どうしたら覚悟が決まるのでしょう

失敗したらどうしよう、もしもうまくいかなかったら、考えれば考えるほど不安で眠れなくなります。

日下公人さんの本で覚悟について学びました。

昔の小学校教育は知・情・意の三拍子がそろっていなければいけないとされ、その三つをバランス良く身に付けるのが義務教育でした。

「知」とは読み書きそろばん。

「情」は感性を磨き、人情のわかる人になるということ

「意」は意欲や意思のことで、「やるぞ」と「断じてやらないぞ」の両方がある。

そしてこの3つをバランスよく身につけることができてはじめて覚悟を決めることができるのです。

やることはやった、何か問題が起きても逃げることなく事にあたれるようになります。

 

40代の創業社長、「知」と「意」はあるのですが「情」はむずかしいなあと感じたことがあります。

社員さんとの会話の中で、「違う、」「そうじゃない、」「ダメだ、」が頻繁に出てきます。社長は社員さんの話を黙って聞いていることができません。

なぜダメなのかもはっきりしません。そのうちこれは「知」識もあいまいなんだなと気が付きました。

何となく不安で仕方がない、単なる頑固おやじでした。

勢いでここまできた。でもひとたび危機に直面するとみんなあっという間にバラバラになってしまいました。

リーマンショック後、売上が3分の1に激減し、何十人もいた社員は数人しか残りませんでした。みんな何も言わず去っていきました。

あの人はどうして辞めたんですか?と社長に聞くと「親の介護で、と言っていた。彼も大変だなあ」とか「うつになったとかみさんが言っていた」 これはお人好しです。社員さんの本音はこんな会社に入って失敗した、あんな社長についていけるか、です。

自分目線でしか見ていないからそれが見えません。彼は何であんな顔をしたんだろうか?「情」があればそう自問できたはずです。「生意気だ、」では何も感じることはできません。

景気がいい時は給料もそこそこだったから我慢もできた。でも金の切れ目が縁の切れ目になってしまいます。

Leave a Reply